第8回日本グリーフ&ビリーブメント学会学術大会は、2026年3月14日・15日の2日間にわたり、東北大学にて開催され、多くの皆様のご参加のもと、無事終了いたしました。
「ちいきで、つながり、たすけあう」というテーマのもと、さまざまな分野の研究者・実践者が集い、グリーフや死別に関する知見と経験を分かち合う、実り多い時間となりました。
ご参加いただいた皆様、発表者・関係者の皆様、そして本大会を支えてくださったすべての方々に、心より御礼申し上げます。本大会で生まれたつながりと学びが、今後の実践と研究のさらなる発展へとつながることを願っております。
2026年3月
第8回日本グリーフ&ビリーブメント学会学術大会
大会長 谷山 洋三
実行委員長 井川 裕覚
お知らせ
大会長挨拶
ちいきで、つながり、たすけあう
この度、第8回「日本グリーフ&ビリーブメント学会 学術大会」大会長を拝命いたしました東北大学大学院文学研究科の谷山洋三です。本学術大会は、死別やグリーフに関する専門家や支援者が集い、学際的・学術的研究、教育そして実践を促進することを通じて社会に貢献すべく開催して参りました。本学会では初めて関西圏以外で、しかも東北での開催となりますので、より幅広く参加者の交流を促したいと考えています。
そこで今回の大会テーマは「ちいきで、つながり、たすけあう」とさせていただきました。
「ちいきで」
「地域」というと、市町村や自治会などを想像しやすいと思いますが、この大会ではあえてその概念を拡大して、家族やサークルなどの小さなグループから、大きな団体や自治体レベルまで、生者だけでなく死者も含めて、さまざまな集団を「ちいき」と呼んでみることにしました。こじつけですが、「いのちがいきる場所」というイメージです。
「つながり」
死別の悲しみや困難を抱える方々の支援活動においては、個別対応だけでなくグループでの分かち合いもよく実践されています。そして同地域内でのグループ同士の交流や情報交換が行われていることもあります。この大会では、そのような場を作り出すことを目指した企画も準備しています。
「たすけあう」
分かち合いの会は、ケアしケアされる関係によって成り立っています。そのような関係性は、専門職のように意識して行われる場合もあれば、日常生活で自然な関わりのなかで行われることもあります。どちらも大切なことですが、この大会ではできるだけ後者にも光を当ててみたいと考えています。
この大会を通して、参加者の皆さまとともに語り合い、学び合い、死別の悲しみや困難を抱えることを自分事として深められること、そして本学会が皆さまにとって有意義な「ちいき」になることを願っております。
冬から春に移りゆく仙台を楽しんでいただけると幸甚です。
第8回日本グリーフ&ビリーブメント学会
学術大会
大会長 谷山 洋三
東北大学大学院文学研究科・教授
(宗教学専攻分野、死生学・実践宗教学専攻分野)
